ふろくと漫画についてゆるく語るブログ

主に80年代~90年代の少女漫画雑誌の付録を紹介するブログです。

りぼんふろく 星占いダイアル

少女雑誌のふろくに占いは付き物です。星占い、血液型占い、相性占い、おまじない…今回はその中でも「りぼん特有なものなのでは? 」と思う、「星占いダイアル」を紹介します。私が持っているのは4種類(+似たギミックのもの3種)です。1977年の7月号に多分このふろくの前身となる「ルネ・ヴァン・ダールのラブラブ・メーター」がありますが、残念ながらこれは持っていないので確認できません。

1984年10月号「樹原ちさとのホロスコープディスク」

私が知る限りこの形のふろくの第一号です。二つ折りになった穴の開いた厚紙の中に、くるくる回るディスクが挟まっていて、上の方にある穴に自分の星座を合わせると、他の穴に運勢やラッキーカラーが表示される仕組みです。こういう仕組みのふろくって他で全く見たことがなくて、りぼん特有のものだとずっと思ってるんですけど、どうなんでしょう?

樹原先生はこの頃りぼん本誌で『おたすけ天使』を連載なさっていました。樹原先生の漫画を読んだことはないのですが、絵が川原泉先生っぽい! とぼけててかわいいです。私は占いに疎いのですが、このエミール・シェラザードという方は少女占い界では有名な方のようです。

1988年7月号「柊あおいの香澄ちゃんホロスコープダイアル

全く同じ形で4年後に復活した『星の瞳のシルエット』のふろくです。『星の瞳』には天文学部が出てくるし、7月なので七夕にもちなんだふろくだと思います。

サイズも樹原先生のものと全く同じです。この主線はえんぴつかな? 素朴でかわいいです。

1989年7月号「水沢めぐみの朝ちゃんごきげんスマイル3点セット・星占いダイアル

番外編、『チャイム』のふろくです。これは少し違うタイプで、「ドア・メッセージ」「星占いダイアル」「しおり」を台紙から切り取って自分で組み立てるふろくです。厚紙が三重でなく二重で、占いの結果もシンプルです。

私は水沢先生の作品では『チャイム』が話も絵柄も一番好きなので、このダイアルもすごく気に入っています。ひまわりの形になっているのが夏らしくて爽やか!

1990年11月号「柊あおいの琴子ちゃんくるくる星占い盤」

『星の瞳』と同じく柊先生の『銀色のハーモニー』のふろく。やっぱり絵柄だけ違う同じふろくです。

琴子と鈴子とむっくむくのクマ(犬)がかわいい。私は柊先生の作品では『銀色のハーモニー』が一番好きです。「琴子」って名前がすごくかわいい! 乃木坂46に琴子と蘭世がいると知って「りぼんだ」と思ったのは私だけじゃないはず。

1991年7月号「吉住渉の未央ちゃんスイカ貯金箱&ぐるぐる相性占い」

これも番外編、組み立てふろくです。こちらは星占いでなく、二人で相性を占うタイプ。

もったいなくて組み立てられないのですが…未央と一哉を切り取ってセットしてくるくる回してから裏返して、どの絵柄が穴から覗いているかの組み合わせで占います。セーラー服の二人がかわいくて大好きなふろくです。

1993年3月号「高田エミのジェニファーホロスコープダイアル

『ねこねこ幻想曲』で有名な高田先生の『ジェニファー』のふろくです。

このタイプのふろくでは個人的にこれが一番好きです! どことなくアメリカなレトロ感がとってもかわいい。ペガサスが80年代のマイリトルポニーっぽい絵柄だからかな? はさまっている台紙のデザインが変わって、丸々しててかわいいです。

2001年8月号「吉住渉のランダム・ウォークトリプル水着占い」

こちらも番外編、星占いではなく水着の色で占うタイプのふろくです。私は基本的に2000年代以降のふろくは集めていないのですが、2001年にこのタイプのふろくが復活したのが面白かったので集めたものです。