ふろくと漫画についてゆるく語るブログ

主に80年代~90年代の少女漫画雑誌の付録を紹介するブログです。

りぼん 占い・おまじないシール

裏に占いやおまじないが書いてあったり、持ち物に貼ったらご利益があるはず! なおまじないシールなどを紹介します。これも80年代から90年代半ばまでの定番ふろくでした。シールブックにも占い・おまじないシールがありますが、そちらはまた別の機会に。

1981年7月号「人気まんが家8人の占いプチ・シール」

萩岩睦美太刀掛秀子、篠崎まこと、麻久里しず、清原なつの池野恋、沢田とろ、みよしらら各先生のイラストのシールです。我らが池野先生の初期絵もすっごくかわいいし、萩岩先生の動物絵にハズレなし! あと、この太刀掛先生の自然と戯れる妖精さんのシール、かわいすぎないですか…?!

こんなミニサイズのシールにこんなディテールで植物も人物も描き込めちゃう太刀掛先生すごすぎる。

色使いも鮮やかで、額縁に入れたいほど素敵なイラストだと思います。たったの1センチ四方なのに!

このみよしらら先生という方は私は存じてなかったのですが、この頃りぼんで『るんるんこりす姫』というショート漫画を連載してらっしゃったみたいです。このお姫様のリス耳の髪型にふわふわのしっぽ、衝撃的にかわいいです…猫もかわいいし色使いも素敵! この漫画読んでみたいなあ、復刻してくれないかなあ。こんなに小さい付録にかわいいが凝縮されていて、ずーっと見てても飽きない一枚です。

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りぼん・なかよし 梅雨のふろく

私は季節では梅雨が一番好きです。雨が好きだから、紫陽花や蛙やカタツムリが好きだから、6月生まれだから、と理由は色々あります。だからと言って梅雨のふろくを特に集めてるわけではないのですが、今回は雨や梅雨モチーフのふろくを紹介したいと思います。

りぼん1983年6月号「池野恋太刀掛秀子本田恵子多田かおるのミラクルアイロンプリント」

残念ながら完品ではないのですが…『ときめき』のイラストだけ雨モチーフなので紹介します。望里のこうもり傘、長靴、子犬、全てがかわいい! 蘭世編は後半の絵柄が見とれるほど美しいですが、連載初期のほんわかしたちび絵もラブリーすぎて大好きです(つまり全て好き)。

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りぼん 1990+1991+1992年カレンダー

じりじりとコンプリートを目指しているカレンダーを紹介します。1983年から1998年までの、池野先生がイラストを描いてらっしゃる16冊をコンプリートしたいのですが、80年代のカレンダーは比較的レアでコンプリートできていません。

りぼんのカレンダーの何が良いかと言うと、少女漫画の巨匠が描き下ろした一枚絵が手に入ること。これほど豪華なふろくもありません。一条先生、池野先生、さくら先生、柊先生、水沢先生、吉住先生、矢沢先生などなど…超が付くほど有名な漫画家さんの絵が毎月拝めたりぼんっこたち、幸せすぎます。

今回紹介するのは私が特に好きな1990年代初頭のものです。この頃のりぼんカレンダーは表紙に12月・2ヶ月につきイラスト一枚・翌年のカレンダー付き・裏表紙に一年分の星座占い付きが定番でした。80年代半ばから10年間ほどこのデザインで通しています。

1990年1月号「'90りぼんカレンダー」

子供の頃持ってたし大好きでずっと壁に掛けていたのに、なぜか捨ててしまった一冊です。(過去の自分が分からない。)これはイラストが全て本当にかわいい永久保存版です! 12月の『チャイム』のイラストが水沢先生の最高傑作なのでは…? と思うほど大好きです。おもちゃもプレゼントもおめかししたキャラ達もかわいいですが、このバックの赤地に白く光るクリスマスツリー、という表現が凄い…。ここを普通に緑のモミの木にしていたら、もっと平凡なイラストになっていたと思います。美しく完成された一枚絵です。額縁に入れたい。

お正月のイラストは着物姿のお美しいなるみちゃん。連載後期なので髪が伸びて大人っぽくなっていますね。お姫様カットが着物に似合っています。

春は柊あおい先生のイラストです。『銀色のハーモニー』は普通の中学生のお話なので、草原にたんぽぽ、モンシロチョウという平凡でさえあるモチーフがよく似合います! ほっとする一枚です。

これも大・大好きなイラスト、梅雨の『有閑倶楽部』です。一条先生の一枚絵で一番好きかもしれません。雨の日のひやっとした空気や、濡れた植物の匂いがしてきそうです。遠くの空から雨雲が近づいているところも大好き。私は雨が大好きなので、一年中こういう天気でもいいです(笑)。もちろん有閑倶楽部のみんなの個性が出ている服装と傘もいいです! 濡れ子犬の男山もかわいい。これも額縁に入れて飾りたい一枚です。

夏は矢沢先生の初長期連載『マリンブルーの風に抱かれて』です。遥ちゃん(主人公)露出度高いです。遥ちゃんを見るとどうしても工藤静香を思い出します。子供の頃の私は工藤静香さんが苦手だったので、『マリブル』も苦手でした(笑)。子供のロジックはよく分からないものです。

秋はラブラブの『ハンサムな彼女』。ちょっと頬を赤らめる未央ちゃんが初々しくてかわいいです。白いワンピースにニットのコーデは今着ても絶対かわいいと思います。

そして冬は『ねこねこ幻想曲』です! シロちゃん号に乗って豪快にスロープを滑りおりるシロちゃんがかわいい。ノリノリでスノボごっこしてるスピルバーグ先輩もかわいいです(笑)。『ねこねこ』らしく元気なイラストです。

1991年のカレンダーは椎名あゆみ先生の初長期連載『マインド・ゲーム』です。大人っぽいおとめちっく作品で個人的に好きな作品です。このイラストも大好きで当時よく模写したな~、と記憶がぶわっと蘇りました(笑)。ふろくコレクターあるある?

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りぼん歴代名作50選

コレクション整理をしていたら、こんな別冊ふろくを見つけました。

2005年のりぼん50周年ふろくです。私はこの頃掲載されていた懐古企画を目当てにりぼんを購入していました。あまりよく覚えていないのですが、しょぼい企画ばかりだったことは覚えています(笑)。この別冊はその中ではまあまあの企画、当時のりぼんっこに昔の名作を紹介する内容です。この別冊の影響で『ときめきトゥナイト』や『有閑倶楽部』を読んでみた読者がいたら嬉しいな~。

ただ、りぼんの名作を数多く紹介しているのは確かですが、かなり尺度された内容なのも確かです。表紙には「みんなの投票で選出」とありますが、本当かなあ。2005年のりぼん読者がもりたじゅん先生の作品に投票しますか…? もりた先生は少女・女性漫画のパイオニアで、選出されてしかるべきですが、読者の母親が投票したとしてもトップ50に入るほど票が集まるとはとても思えません。やっぱり編集部の尺度が入っていると思います。「投票で選出」と書いてありますが、「票が多かった順」とは書いていませんし。

魔法使いサリー』と『ひみつのアッコちゃん』を紹介していないのは権利が集英社になくて、他社の単行本の宣伝になってしまうからかと(笑)。山岸凉子先生の『アラベスク』も同じですね。あと、近年の連載作を紹介したいのは分かるのですが、ウィキのりぼん連載作一覧にさえ載っていない黒歴史『E系☆ハイブリッドガール!』や『天☆界☆陸☆上!』が紹介されているのは失笑を誘います。特に本誌人気があったわけでもない短期連載作品に、当時の読者が大量に投票したとは思えません。色んな意味で2000年代のりぼん暗黒期をよく象徴しているふろくです。よく持ち直したなあ、とつくづく思います(何様)。

尺度なし、しかし独断と偏見だらけでりぼん作品を50作選ぶとしたら、私は以下の50作を選びます。年代順です。※はこのふろくでも選ばれている作品です。

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姫ちゃんのリボン レターセット

レターセットは市販の物もついつい集めてしまうほど大好きで、りぼんのふろくも1980年から1990年代半ばのレターセットは全て集めたいと思っています。「お手紙」はずっと少女雑誌付録の定番だったので、多い時は年に4個も5個もお手紙がふろくになっていました。あと、シールやP.S.カードが付属していた場合が多くて、完品を探すのも難しいです。なのでまだまだコンプリートまでの道のりは長いです…。

姫ちゃんのリボン』のレターセットは4種類あります。

1991年2月号「エンゼルレターセット」

1990~91年のりぼん本誌での『姫ちゃん』プッシュにはすごいものがありました。これはただの私の憶測なのですが、『空色のメロディ』のアニメ化が流れた過去があったので、りぼんとしては『姫ちゃん』で今度こそは! という思惑があったんじゃないかな? と思っています。

もちろん作品も人気がありましたが、1990年の8月に連載が始まってから間髪入れず、メインのふろくが殆ど姫ちゃん一色になってるんですよね。かなりのプッシュでした。1991年後半になると『姫ちゃん』『ハンサムな彼女』『ときめきトゥナイト』第三部の三強になり姫ちゃんのふろくは減り、1992~93年は『姫ちゃん』のメインふろくが年に一つしかありません。この頃になるとアニメ化や出産・育児で水沢先生もお忙しかったんだろうな~。

これはそんな『姫ちゃん』猛プッシュ時期のふろくです。私が大・大好きな「アニメ化される前の初期姫ちゃんの絵柄」で、水沢先生お得意のロマンチックでラブリーなモチーフ(ピンク! ハート! 天使! )をふんだんに盛り込んだ、かわいいしかないふろくです。実際に手に取るとかわいさに感動します。かわいいの権化です。

レターセットに収納ケースやバインダーが付いてくると問答無動でテンションが上がります。(私が持っているケースは美品ではないので、いつか組み立てられていないものを手に入れたいです。)ケース・便箋・封筒・シール・P.S.カードの豪華セットです!

便箋は横に長い珍しいデザイン。ちょ、ちょうちんブルマ姫ちゃんかわいい…(悶え)。半分に折って、リボン型のP.S.カード(切り目が入っている)で端をクリップみたいに留めることができます。

なんてかわいいギミック…。私はコレクターなので、切り離していないふろくを切り離すことはできない!! のですが、想像で補ってください。

P.S.カードのデザインは4種類。裏のデザインも全部違っていて芸が細かいんですよ~。

封筒も規格外にかわいい。私はピンクはあまり好きじゃないんですけど、赤は大好きでこのピンク・赤・白のバランスは絶妙だと思います。このスカートのふわっふわさも水沢先生ほんとうに天才。

シールが完品なのが嬉しい。あーもーどこ見てもかわいいな!!

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『女ともだち』劇中劇『黄河の果てに』の元ネタ

元ネタと言うとパクリみたいに聞こえますが、もっと単純に「インスピレーションはこれかな?」という話です。

私は一条ゆかり先生の作品では『女ともだち』が一番好きです。『デザイナー』『5愛のルール』などの70年代のメロドラマも一条先生の真骨頂!という感じで好きですし、『有閑倶楽部』も何度読み返したか分からないくらい好きなのですが、リアルタイムでりぼんで読んでいたこともあり、一番思い入れがある作品は『女ともだち』です。

一条先生は泣く子も黙る少女漫画の巨匠です。萩尾望都竹宮惠子山岸凉子大島弓子池田理代子里中満智子大和和紀先生などなどの名だたる大家たちと同列に語られてしかるべき漫画家です。私がりぼんで一番好きな漫画は『ときめきトゥナイト』ですし、他にもたくさん好きなりぼん漫画家さんがいますが、りぼんの漫画家で誰が一番「凄い」か聞かれたら、一条ゆかり先生と即答します。

でも悲しいかな、りぼんは少女漫画雑誌なのです。90年代初頭のりぼんで連載されていた『女ともだち』は、お世辞にも女子小学生の読者に受け入れられていたとは言えないと思います。一条先生ご自身もこれについては言及なさっていて、この頃のりぼんの「子供っぽい」路線に自分は合わなかったと仰っています。カラーページもなかったし、当時リアだった自分も「こっそり掲載されているけど需要がよく分からない」漫画だと認識していました。この頃の読者が夢中になっていた連載作品は『ハンサムな彼女』『姫ちゃんのリボン』『天使なんかじゃない』で、それらの作品と比べて『女ともだち』は絵が古くてキャラがかわいくなかったし、内容が込み入ってて分かりにくかったんです。

更に酷いことを言ってしまうと、『女ともだち』第二部が連載再開された1991年6月号を私はリアルタイムで読んでいるのですが、「えっ、巻頭カラーなの? 人気ないのに?!」と失礼極まりないことを考えたのを今でもはっきりと覚えています。

自分でも恥ずかしいくらい酷いことを書いてしまいました…(笑)。でも『女ともだち』を貶すつもりは全くないんです。だって『女ともだち』はそれでも抜群に面白かったから。一条先生ほどの巨匠が面白くない漫画を描くわけないですもん。漫画の単行本を中々買えなかった私は、『女ともだち』を毎号切り取って保管していました。他にそうしていたのは谷川史子先生の作品と、たまに掲載されていた『有閑倶楽部』くらいなので、子供の頃の自分がどれほど『女ともだち』を面白く思っていたか、何度も読み返したいと思っていたかが分かります。「なんで?」と思った巻頭カラーもちゃんと取ってあります!

カラー1ページ目。扉絵は一条先生の50周年記念イラスト集に収録されています。

第一部二話の扉絵もあったのでご紹介。

大人になった今、一条先生の少女漫画家としての経歴を把握して『女ともだち』を読み返すと、やっぱりちゃんと「面白い」と思うのですが、それ以上に一条先生の技量に圧倒されます。私が『女ともだち』で一番印象に残っていて、事あるごとに思い出す場面はここです(連載第二話より引用)。

ドライですよね。主人公が自分を完全に客観視している。70年代の一条先生のウェットなメロドラマを読んでいる今だからこそ分かるのは、一条先生の時代に合わせる力量が半端ない、ということです。ここは主人公の菜乃が「ずっと叔母だと思っていた人が実は母親だった、両親だと思っていた人達は叔母夫婦だったし、父だと思っていた人とは血が繋がっていなかった」と知って家を飛び出すシーンです。設定だけだとすごくメロドラマですよね! 70年代の名作『デザイナー』の主人公・亜美がこんなことを知ったら精神に異常をきたしてます(笑)。というか、『デザイナー』は主人公の二人が自身の出生の秘密を知って破滅する話です。でも『女ともだち』は違っていて、菜乃は事態を受け止め、頭の中で自分を客観視する、そんなキャラなんです。とても90年代的です。

そして「小説だったらもっとドラマチックになったり 誰かが優しく助けてくれたりするのに」とあるのは漫画にも当てはまり、一条先生がご自身の漫画や少女漫画全般を客観視している一文だと思います。これが『デザイナー』だったら亜美はショックのあまり気を失い、倒れるところをヒーローに抱きとめられる、そんな展開になっていた筈です。しかし1990年の漫画はそうならないわけです。

この回が掲載されたりぼん1990年7月号には『ハンサムな彼女』番外編も掲載されており、そこで主役の収は高校生でありながらボディコンの美人大学生とドライな恋愛関係になっています(それも少女漫画としてどうかと思うけど・笑)。更に翌年の5月号には『ママレード・ボーイ』の連載が始まり、とんでもない家族構成をドライに描写し大人気を博します。『女ともだち』のお話や登場人物はそんな時代や少女漫画のトレンドを完全に俯瞰して描かれており、さすが巨匠・一条ゆかり先生だ、と読み返す度に思うわけです。だからこそずっと少女・女性漫画の第一線で活躍し、あれだけの数の名作を生み出してこれたんですよね。尊敬してもしきれません。

その他にも女同士の友情の描写や、仕事に生きる大人の女性の描写もすごいです。名作です!

一条先生および『女ともだち』が好きすぎて前置きが長くなってしまった…『黄河の果てに』に話を戻します。『黄河の果てに』は劇中でベストセラーになった時代小説、そして主人公が女優デビューを果たすこととなる映画のタイトルです。内容は満洲国の日本人富豪の甘やかされて育ったお嬢様が、戦争に巻き込まれたり色々大変な目にあったりして(適当な説明だな~笑)、最初は大嫌いだった男性と恋に落ちて日本へ逃げる、という感じだと思います。

で、これの元ネタがなにかと言うと、『風と共に去りぬ』なんじゃないかな? 最近『風と共に去りぬ』の続編のドラマを観ていて、「後ろ暗いことをやってお金持ちになった親に甘やかされて育って、ルックスが良くて周りにちやほやされて自分が世界の中心だと思い込んでる性格の悪いお嬢様」というスカーレット・オハラと、「主人公の家は戦争に巻き込まれて没落する」「最初はムカつくと思ってた男と恋に落ちる」という展開が『黄河の果てに』に似てる! と思ったんです。そして一条先生が『りぼんの付録 全部カタログ』のインタビューで「わたしの好きな戦争映画『風と共に去りぬ』」と仰っていたのを思い出して、これは間違いないんじゃないかな、と。勿論一条先生はここから更にお話に肉付けをして、『女ともだち』の劇中で語られる『黄河の果てに』のクライマックスは『風と共に去りぬ』とはまた違うものですが。

どっちにしても『黄河の果てに』は漫画化や映画化して欲しいですよね~! 絶対名作です。ただ映画化したとして、誰が主人公の母親の役を演じてもファンは「西願搖子には及ばない…!」と苦情を言うと思います(笑)。

りぼんふろく 占い色々

以前紹介した「星占いダイアル」以外の占い・おまじないふろくを雑多に紹介します。占いふろくは本当に色んな種類があって、系統付けが難しいのですが、「シールをめくると占いやおまじないが載っている」ふろくは大量にあるので、別の機会にまとめて紹介したいと思います。

1983年2月号「池野恋のランゼ星座&血液型相性チェッカー」

ふろく愛好家の間では有名な(? )相性占いです。蘭世を自分の星座と血液型、真壁君を好きな人の星座と血液型に合わせて占います。キャラが色々無理な体勢になっちゃうのが面白い、80sりぼんの定番ふろくです。

裏面の二色塗りの初期絵がかわいいんです。池野先生の二色塗りはほんとかわいい!

初期絵のちょっとすれてる真壁君が楽しいです。真壁君って意外とあっかんべーするキャラなんですよね、本編の方は蘭世をからかって舌を出すシチュが多いです。蘭世の三つ編みひっぱるシーンとか。「ジャブ フック ストレート」ぐんっ「ぎゃっ」「へたくそ!」「もうっ」蘭世編ファンなら脳内再生できる名シーンです(笑)。蘭世のりんごほっぺもかわいい。

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りぼん 5月の祝日ふろく

りぼんやなかよしのメインふろくは月によって定番のものが多くあります。1月はカレンダー、3月は思い出セット、7月はビニールバッグ、8月はトランプ、などなど。5月はそうでもなくて、メイン以外のふろくに母の日にちなんだものや、たまーにこどもの日にちなんだものが付く程度です。そんなちまちましたふろくを紹介します。

1990年5月号「さくらももこのまるちゃん母の日セット」

定番ふろく、母の日セットです。「お手伝いチケット」を「ポップアップカード」に入れてプレゼントします。

初期のまるちゃんは素朴でかわいいなァ(文鳥を眺めるまるちゃん調)。この号掲載ではないですが、 まるちゃんの「お母さんの日の巻」は名作です。自分がお母さんのために心を込めて選んだプレゼントを、お母さん喜んでくれるかなあ、とわくわくしながら渡したら、それはお母さんが既に持っていたもので…ショックを受けて「こんなもの!」とプレゼントを床に叩きつけるるまるちゃんの気持ちがひしひしと伝わります。思い出しただけで胸が締め付けられるシーンです。

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りぼんふろく 星占いダイアル

少女雑誌のふろくに占いは付き物です。星占い、血液型占い、相性占い、おまじない…今回はその中でも「りぼん特有なものなのでは? 」と思う、「星占いダイアル」を紹介します。私が持っているのは4種類(+似たギミックのもの3種)です。1977年の7月号に多分このふろくの前身となる「ルネ・ヴァン・ダールのラブラブ・メーター」がありますが、残念ながらこれは持っていないので確認できません。

1984年10月号「樹原ちさとのホロスコープディスク」

私が知る限りこの形のふろくの第一号です。二つ折りになった穴の開いた厚紙の中に、くるくる回るディスクが挟まっていて、上の方にある穴に自分の星座を合わせると、他の穴に運勢やラッキーカラーが表示される仕組みです。こういう仕組みのふろくって他で全く見たことがなくて、りぼん特有のものだとずっと思ってるんですけど、どうなんでしょう?

樹原先生はこの頃りぼん本誌で『おたすけ天使』を連載なさっていました。樹原先生の漫画を読んだことはないのですが、絵が川原泉先生っぽい! とぼけててかわいいです。私は占いに疎いのですが、このエミール・シェラザードという方は少女占い界では有名な方のようです。

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更新してみて思ったこと

はてなブログも決して使い勝手がいいわけじゃないな~、と思いました(笑)。特に画像の編集(サイズ設定とか)がめんどくさいなあ。あとアップした画像をブログ編集画面から削除できない?のもめんどくさいです。一括アップロードできないのも嘘みたいな欠陥だと思います。

でもブログって昔からこういうめんどくさいものだったよな~、とも思うので、頑張って更新したいと思ってます。テーマごとに一つの記事で3~10個のふろくを紹介する予定です。私のコレクションは900個くらいなので、そうでもしないとおっつかないよ~。

ツイッターなどでシェアする予定はないので、見てくれる人がいるかは未知数ですが、独り言みたいに更新したいです。

追伸>ブラウザバックで記事を編集したら新しく投稿されるという嘘みたいなバグ発見。注意しよう…。